
ラノベじゃないけど、本当に多くの人たちに読んで欲しいと思ったのでこちらでも紹介。
シュレディンガーの猫の書斎 『エレGY』−こんな恋愛小説、今まで読んだことない!−読了メモジャンルは恋愛小説なのですが、文体がとにかく読みやすい!
まるでラノベのようにスイスイ読める。
それに登場するキャラが面白い。
主人公の泉はブログで「パンツをみせて」と書くし、ヒロインのエレGYはそれに答えてメールでパンツの写真を送るし、待ち合わせはマックでハンバーガー50個だったり、まぁ、兎にも角にも型破りで予想外で破天荒な恋模様が描かれます。
また、ネット上の幻想と現実のギャップという問題も読んでいて面白かったです。
これは間違いなく2008年上半期一押しの一冊ですよ!
以下は「
シュレディンガーの猫の書斎 『エレGY』−こんな恋愛小説、今まで読んだことない!−読了メモ」で書いたことを全て引用しました。
<h3>『エレGY』</h3>
・著者:泉和良
・ジャンル:恋愛小説
・ポイント:ネットによる幻想と現実のギャップ、女子高生
・あらすじ
講談社BOX発!最強のラブストーリー!! 「君のパンツ姿の写真が見たい!」。退屈で平凡な日常にうんざりしていたゲーム作家が、ブログについ書き込んでしまった一言。それが、彼女とのはじまりだった!
「よかったら、へんじください。へんじがこなかったらじさつします。」しがないフリーウェアゲーム作家の「僕」がネットの中で出会った女、その名は「エレGY」。講談社BOX新人賞・流水大賞優秀賞受賞作。
Amazonより引用
・感想
恋愛小説なのですが、文体自体はラノベみたいですごく読みやすいです。
読みやすくテンポよく読める上に物語が、二人の恋が、型破りで、驚くべく展開で、どんどん加速していくので、続きが気になり、あっという間に読み終わってしまいました。
1日で本を読み終えるなんてなかなかないですよ。
物語は主人公の泉和良がブログで「パンツを求める」所から始まります。
これだけでもかなりインパクトがあるのですが、その欲求に答えたヒロインのエレGYのメールがさらにインパクトがあります。
「へんじがこなかったらじさつします。」で終るメールなんて貰ったことないですよ、普通。
とにかくこんな感じで最初からインパクトがある始まり方をし、彼らはさらに予想外の邂逅を果たします。
まぁ、普通に男ならファンの女の子と会えるなんて嬉し恥ずかしなのですが、主人公の泉にとっては、ある存在によりちょっと事情が違います。
それは自らが生み出してしまった、ネット上での自分の幻想像「ジスカルド」の存在です。
良くも悪くもネット上における一人格は他人に幻想を抱かせることがあります。
しかし、現実はそうではないんです。実際の主人公は電気代は止められるは、家賃は滞納するは、その滞納した家賃を支払う為に親に仕送りを強請るは、なんとも情けない状況に陥っています。
そんな幻想と現実のギャップに悩み、エレGYと会うことを最初は拒むのですが、エレGYの想いというエネルギーと、それに惹かれる引力により、エレGYへの想いはどんどん強くなっていきます。
それに比例するように物語もテンポよく進みます。(このテンポよく進むのがいいのですよ
しかしやがてまた幻想と現実のギャップに悩みます。
悩み苦しみ、笑い、泣き、怒り、また悩み苦しみを繰り返し物語りは進み、最後に想いをぶつけ合い、そして最後は……(続きは読んでください。
兎にも角にも読みやすさ、テンポのよさ、主人公たちのキャラの魅力、二人の想いの初々しい感じや、真っ直ぐな感じ、何をとっても文句なしの一冊でした。
断言します2008年上半期のNo.1作品です!
6月はまだ13日間ありますが、あと13日でこれ以上の作品に出会える気がしない!
・好きなシーン・言葉
P.267の4行目のエレGYの台詞。
一度は言われてみたいなぁ。
それと、P.57の泉の台詞。
「おちつけ、女子高生」
一度は言ってみたいなぁ(マテ
・その他
本の中に登場するフリーゲームサークル「アンディー・メンテ」は実在します。
しかも劇中に出てくるゲームも実際に配布されている模様。
興味がある方は一度落としてみてはいかがでしょうか?
(私はゲームはもうモンハンで忙しいのでパスです(マテ